薄明光線

 夕刻前の薄明光線を撮りたかったけど、綺麗な光の帯が下りてきませんでした。薄明光線としては中途半端だけど、今にも黒い雪雲が太陽を飲み込んでしまいそうな怪しん雲行きが、ちょっと怖い気もします。この後、前が見えなくなるような大雪になりました。

青空

 久しぶりに晴れ上がって、シラカンバの白い幹の奥に吸い込まれそうな青い空が広がっています。曇っている日が多いけど、積雪は昨年の1/3ほどで、まだ除雪機の出動は1回だけ。このまま新年を迎えることができたら良いな~ぁ。
青空

三親牧場

 中央左寄りの一番奥の山が広尾岳(1231m)。広尾岳を源とする西広尾川、中広尾川、東広尾川の3本が日高山脈の麓を削って貫流し、山フンベで東広尾川に中広尾川が合流、茂寄で西広尾川に東広尾川が合流して太平洋へ至ります。三親牧場は、東広尾川の深い谷間が少し開けたところにあり、広尾岳に向かって右側は東広尾川が削った崖、左側は広尾岳からフンベの滝へ続く急峻な尾根にはさまれています。
三親牧場

日高山麓

 日高山麓の初秋の谷間に広がる草地、先週末にいつもお世話になっている三親牧場に行ってきました。今回はいつものメンバーとは違いますが、総勢二十数人という大所帯、あっという間の3日間でしたが、楽しく過ごすことができました。
 採草地では1番草の収穫が終わったあとに、2番草が少し伸びすぎた芝のように蒼々として、早朝の露で白露のように沈んでいます。夏も冷涼な日高山麓では、2番草を採ることはできませんが、今年は1番草が豊作で越冬に充分な牧草を収穫できたようです。ビニールでグルグル巻きにされ、発酵が始まった牧草ロールの近くを通ると、甘い香りがしていました。
 放牧地や周辺にはたくさんエゾトリカブトが生えています。牧場には厄介者のようで、子牛が誤食すると中毒をおこすようですが、死んでしまうことはないようです。また理由は分からないけど、秋には成牛も食べるようですが、馬は絶対に食べないと言っていました。
三親牧場

雄武町日の出岬

 日の出岬は岩棚に地衣類と植物の根が絡みあってできた数センチの地層に、矮小した植物が群生してできた独特の植生がみられます。イワツツジ、ガンコウラン、スズラン、エゾゴゼンタチバナ、ヒメイズイ、ヤナギタンポポ、オミナエシ、ミヤマアキノキリンソウなどの他、海浜性のハマボッス、ハマハコベ、ハマボウフウ、エゾオオバコ、ツリガネニンジン、マルバトウキ、エゾノシシウド、キタノコギリソウ、エゾオグルマ、原生花園のホープ、ハマナス、ノハナショウブ、ヒオウギアヤメなどなど。
 青いオホーツク海を背景にして、他所では人丈になる植物も、数十センチの高さで花を咲かせ、岩の割れ目に根を下ろしたキタノコギリソウやハマボウフウなどは数センチで花を咲かせます。
日の出岬

チノミシリリュウカ

 オサラッペ川の左岸と右岸を結ぶ狭い歩道橋で、冬季は除雪をしていません。地面から1メートル近くも雪が積もると、欄干の上まで雪に隠れて高所恐怖症ならずも、ちょっと足がすくんでしまします。オサラッペ川は1度部分的に川開けしたけど、3月中旬からの雪でまた川面が雪に覆われました。でも日が長くなり、ゆっくりではありますが着実に春が近づいています。ヤナギやカンバ類の芽が動きはじめ、エゾヤナギの枝が日々赤くなり、遠くのカラマツの梢が少し黄色くなっています。雪の下からは雪解け水の流れる音が、かすかに聞こえてきます。
チノミシリリュウカ

彩雲

 雪また雪、ときどき晴れ、真冬日が日ごとに増えて寒い日が続いていますが、昼下がりの西の空、太陽が雪雲に覆われたとき、高い空に彩雲がかかりました。
彩雲は吉兆とされますが、何事も無くまったりと日々を過ごす事ができるのが、一番の幸せですね。大きな事故や災害がニュースになっていますが、今年も残すところ、わずかとなりました。あせらず、おごらず、精進をかさね、新年をむかえたいものです。
「自分には無理そうですが、言葉くらいは許されるかな」
彩雲

初雪

 降りはじめた雪が、朝までに20センチほど積もって、空は鉛色に沈んでいます。昨日、1888年に旭川で気象観測がはじまって以来、一番遅い初雪を記録しました。待ちに待った雪、昼近くなってから薄日がさしてきたので、近くの峠へ雪見に行ってきました。ときどき雲の間から太陽が顔を出し、小枝に積もった雪が白く空に浮かんでいます。カラマツには山吹色の葉が残っていて、水墨のような風景が少しだけ明るくなっています。
初雪カラマツ