旧神居古潭駅

 神居岩の散策路を歩いた後で、旧神居古潭駅で休憩しました。何にもないけれど、歴史ある木造づくりの駅舎には郷愁を誘われます。函館本線のトンネルが完成して、この駅が廃駅になってから50年になろうとしていますが、小中学校の遠足や花見で利用した、思い出の多い場所です。
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ブナおじさん

110618 ブナの大木に背をもたれて空を見上げると、梢に大きな傘が開いて、軟らかい緑の光に満ちあふれている。傘の下には緑を映した歌才川が流れ、清流を渡る涼しい風が通りすぎていく。
 新緑に覆われた散策路に、樹冠の葉の間から射しこんだ光が、小さく揺れながら白い玉をつくって眩しい。

神居岩

110606-1  神居古潭を通る時に、国道12号から見える神居岩。アイヌの伝承に「神が居る」や「魔人が住む」と言われる山頂の露頭岩で、頂上からは眼下に石狩川を望むことができる。
 新緑の樹冠には初夏の青空が広がり、エゾハルゼミの音がうるさいくらいにふりそそいで、リュックに付けた鈴の音が聞こえないくらいだ。

110606-2 切り立った巨岩の裾をまいて、裏側から尾根沿いに狭い岩上へ出ると、手摺が付けられていて展望台になっている。木などは自然のままだが、崖の方は木が疎らで、遠く空知平野を見ることができる。

 対岸の駐車場に車をとめて、吊橋を渡り、旧神居古潭駅舎からは、写真を撮りながらゆっくり登っても1時間ほどの距離で、手軽にスリルを楽しむことができる。